僕が世界一周の旅で訪れた数多くの名所旧跡・穴場の中から、お勧めのスポット情報、お勧めの楽しみ方情報をお伝えしています
この記事では、グランドキャニオンの楽しみ方を紹介します
グランドキャニオンで宿泊するのがおすすめ
グランドキャニオンの一般的な情報は巷に溢れているので、ここでは省略します
代わりに僕が実際にどう動いたかをご紹介しますね
まず、一般の観光客はラスベガスなどからのツアーで観光しますが、僕のおすすめはレンタカーでのアメリカ西部周遊です
僕はフェニックス空港でレンタカーを借り、まずセドナをゆっくり満喫してから、グランドキャニオンに移動しました
セドナからグランドキャニオンまで車で2時間ちょっとくらいなので、移動は楽でした
アメリカの国立公園には入園料が必要で、料金は場所によって異なりますが、グランドキャニオンの場合は車1台35ドルです
僕は、アメリカ本土やハワイでいくつもの国立公園を巡る予定でしたから、事前に、1年間有効でアメリカ中の国立公園や国定公園に入れるアニュアル・パス(80ドル)をゲットしていました
アメリカの国立公園を3カ所以上回るなら、このアニュアル・パスを最初に手に入れておくことをお勧めします
公園の入り口で買うことができます
グランドキャニオンでは、次にお話しするように「マーサ・キャンプ場」に宿泊しましたので、キャンプサイトに車を停めて、サウスリムの「リムトレイル」をのんびり歩いたりした上、絶景ポイントで夕陽を堪能しました
夜は公園内のレストランで食事を済ませ、テントで寝ました
そして翌日は朝早く暗いうちから、リムトレイルの絶景ポイントへ日の出を見にいきました
日の出をじっくりと味わったあとは、グランドキャニオンにいくつかある「バックカントリー・トレイル」の中の「ブライト・エンジェル・トレイル」という散策路を途中まで歩いて降り、用意したランチを食べて、上に戻りました
その後、車でいくつかのビューポイントを見ながら移動し、次の目的地へと向かったのです
グランドキャニオンの素晴らしさは、なんと言ってもその壮大な風景でした
そして、見る場所や時間帯によって表情が刻々と移り変わるのがまた素晴らしく、その情景を眺めているだけで、こちらまで雄大な気持ちになっていきました
あの空気感を存分に味わうためには、夕陽と朝陽をゆっくり見ることと、トレイルをゆっくり歩くことが必須だと思います
そのためにも、グランドキャニオンで最低一泊は宿泊するのがお勧めです
グランドキャニオンでもキャンプが最高
宿泊するなら、素敵なホテルもいいと思いますが、より経済的で、大自然との一体感を味わいたいなら、キャンブが一番です
僕は、できるだけキャンプをしながらアメリカ西部を巡ろうと思っていたので、ここでも、セドナにいる間にネットでキャンプ場を調べました
そうすると、いくつかキャンプ場がある中で、Mather Campground(マーサ・キャンプ場)というところが、ビジターセンターやマーケットプレイスなど中心地のすぐそばで評判も良さそうだったので、ネットで事前に予約しました
事前予約したのは、ここのキャンプ場はすぐ満員になってしまうということだったからです
実際に行ってみると、ロケーションはバッチリでした
キャンプ場からグランドキャニオンが見えるわけではありませんが、グランドキャニオンまでは歩いて15分くらいで行ける距離です
また、水、トイレ、シャワー、バーベキュー設備などが完備されています
そして便利だったのは、先ほど書いたとおり、マーケットプレイスやレストランがすぐ近くにあることです
僕はバーベキューに時間を取るよりグランドキャニオンの夕陽をじっくり見ていたかったので、夕食はレストランで済ませました
また、ショッピングセンターは意外と衣類の品揃えが豊富だったので、そこでちょうどいいトレッキングパンツを買うことができました
近くにお店があるのは、大自然の中でのキャンプという雰囲気を損なうという見方もできますが、テントサイト自体は静かな林の中にあり、鹿が姿を現すなど、雰囲気に問題はありませんでした
グランドキャニオンのすぐそばで、星空の下、外の空気を感じながら眠りにつくときには、「旅をしていてよかったなー。ここに来れてよかったなー」という深い感慨に浸ることができました
グランドキャニオンで夕陽と朝陽をみよう
グランドキャニオンの景観はいつ見ても感動的でしたが、夕暮れ時と日の出は、特に素晴らしかったです
夕方は、テントサイトからグランドキャニオンの崖っぷちに沿って作られたリムトレイルを、のんびりと西から東に歩き、景色の良いヤバパイ・ポイント(Yavapai Point)で日が沈むのを見ました
言葉を失うようなロマンチックな日没でした
翌朝は、暗いうちから起き出してリムトレイルへ向かい、日の出の絶景ポイントと言われるマーサ・ポイント(Mather Point)まで歩いて行って、日が昇るのを見ました
大勢のツアー客もいましたが、太陽に引き寄せられるような雲たちが朝焼けの空を覆う様子はとてもおごそかで、今まで見たことのない感動的なショーを体感することができました
グランドキャニオンのトレイルを歩く
グランドキャニオンにはいくつかのトレイルが整備されています
最も手軽なのは、サウスリムの崖沿いに続くリムトレイル(Rim Trail)です
リムトレイルを端から端までゆっくり歩くだけでも、グランドキャニオンの多様な表情と迫力を味わうことができると思います
しかし、その大地の感触をよりダイレクトに感じるには、崖の下に降りるトレイルを歩いてみるのがいいと思いました
それで僕は、2日目、リムトレイルを少し西へ行ったところが入り口のブライト・エンジェル・トレイル(Bright Angel Trail)という、崖の下に降りていく散策路を少し歩いてみました
知らない道を行くのはなんともワクワクしますし、降りていくに従って見える景色も違ってきて、実に面白かったです
半分くらい降ったところで、作ってきたサンドイッチを食べてのんびりしてから、引き返して上に戻りました
この坂を下まで降るということは、同じ道を登らなければならないということですが、そのためには大量の飲み水など、それなりの準備がいるようでした
僕はふらっときてしまい、そこまでの準備はしてこなかったので、止むを得ず引き返しましたが、ちゃんと準備して下まで行けばよかったとちょっと後悔しました
もしまた行ける機会があったら、ぜひ本格的なトレッキングをしたいです
下へ降りた先には、ファントム・ランチ(Phantom Ranch)という宿泊施設があるそうなので、そこに一泊するようなプランで行けたらいいなと思っています
ただし、そこは予約がすぐ埋まってしまうそうなので、注意が必要です
谷の下にもキャンプ場があるので、ちょっとハードですが、そこでキャンプをする方がいいかもしれませんね
まとめ
- グランドキャニオンでその大自然の素晴らしさを堪能するなら、公園内に宿泊するのがお勧めです
- 日没と、日の出は見逃せません
- グランドキャニオンの谷に降りるトレイルのハイキングはこの大地をもっと体感させてくれます
- 今度行くなら3〜4泊以上は日程をとって谷の下まで行って泊まりたいです
コメント